台風が連れてきた生暖かい雨も昼前には上がり、9月らしい残暑と言える蒸し暑さとなった夕刻、毎年恒例の
新井英一のライブを聴きにいく。
「魂の叫び」と銘打ったライブも十周年。ワシはその前からだから、もう二十年近く通ってる。来年還暦だと言っていたが、相変わらず凄ぇパワーのおっさんだ。
新井英一
今夜は
毎年恒例
縁
太く力強い声でまさに魂が揺さぶられる。こちらも年輪を重ね、さらにその良さが分かるようになってきた。普段はあまり聴かないジャンルなので新鮮な刺激が体内を駆け巡る。
打ち上げも毎回参加。ライブでも気さくなトークでその人間性が垣間見られるが、やはり一緒に呑むとさらに深く繋がりますな。彼の唄に魅せられ、手弁当で企画・運営するワシの友人や、横浜や東京から追っかけてきた人達との会話も楽しい。
胃が痛いからちょっとセーブしよう、などと言っていたのも最初の一杯まで。焼酎の水割りを頼んだ筈が何故かロックで出てきて、結局はいつも通りになってしまう。新井さんが退席した後も、美人銀行員の素敵な笑顔を肴に記憶を失っていく。
で、着ていった筈の背広と傘はどこへ行ったんだろう?