プールで怒られながら、何を熱中して読んでいたかと言うと、これ。
ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙
ヨースタイン・ゴルデル 池田 香代子 / 日本放送出版協会
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ソフィーつまりソフィアと言えば
この人だけど、叡智という意味であり、実はワシの
オーラソーマでもあるのだ。
この本は以前から読みたいとは思っていたんだが、なにしろ分厚いし、今更ちょっと気恥ずかしくもあり、それに何故か日常の中で読むと大変なことになりそうな気がしていた。
その直感は当たっていたようで、半分まで読んだ時点ですっかりのめり込んでしまい、残りは一気に読んだ。お陰でなんとも不思議な世界にまだ頭がクラクラしている。
やはり哲学ってのは奥深い。思想史とその解説だけでなく、それを物語として追える展開には引き込まれるが、咀嚼して腑に落ちるまでにはかなりのエネルギーを要する。
まぁ、自分が日頃悩んだり、曲がりなりにも方向を決めたりしている事柄が、古代から多くの人が問い続け、様々な方法で答えを見つけようとしてきた積み重ねの上にあるのだ、という事を知っただけでも収穫ではあった。
哲学なんて縁の無かったワシにとって、夏休みの一冊は当たりだったな。