エンタープライズアプリケーションの世界では、「動いている物は弄くるな!」という鉄則?がある。ある程度の規模の企業の基幹業務システムでそれなりの稼働実績のあるプログラムは、下手に触ると思わぬ副作用が出る可能性が大きいから多少の不具合や要件変更は運用でカバーするか、元は変えずにアドオンという名のパッチで糊塗しろってことだ。
しかし対処療法ではいずれ限界が来る。継ぎ接ぎだらけの複雑怪奇なシステムは誰にもお守りできないし、そもそも何でこの業務が必要なんだっけ?とも考えないままそれを使わなきゃ回らなかったりするんじゃ昨今の激しい環境変化に対応できない。
で、どっかで再構築が必要となる。当然費用は掛かるが、騙し騙し使うのだって恒常的なコストとして積み上げたら結構な金額になるのだ。それよりも、理念に基づく戦略に従ったプロセスとツールを得ることの方が意味が大きい。
ただし、再構築中は混乱が起きるのは必然。抵抗勢力という変われない人々を含めた古いシステムを壊したとしても、新しいシステムが定着するまでは、本来の活動が制限されるのも避け得ない。だから、世の中全てが停滞している不況の今こそ手を付け始めるべきなのかもしれない。
そういうことなんでしょうかね?
ストレッチポールで頑固な凝りを解してみたら、矯正された背骨を支える筋力を付ける為にエネルギーを使っているらしく、なんかやたらと眠い!
昨晩は零時前に寝たのに、朝食後二度寝してさっき起きた。寝る子は育つと言うが、横にばかり育ってしまったおじさんの身体を再構築するにはもう少しコストが掛かるようだよ。