インターネット黎明期、早くから接続できた研究者や大学院生を中心として様々なコミュニティが作られた。リアルな身の回りではマイナーな趣味でも、ネットを通じて全国の仲間が集うと、どうしてこんな凄い人達がサラリーマンやってたり片田舎に住んでるんだろうと驚く。
コミュニケーションツールは主としてメールだった。現在みたいなブロードバンド常時接続じゃなかったこともあるが、半クローズド、半リアルタイムというのが仕事をしながらの息抜きには丁度良かったし、文字情報だけで引用による会話という形式は n : n のコミュニケーションに向いていると今でも思う。
最盛期には毎日 100 通を越えたメーリングリストも、常時発言する人は限られ、オフ会などが重なってくると親しい仲だけの内輪ネタなんかも増えて、分家して別コミュニティを作ったり、新しいツールに流れたりして、次第に本家の流量は減ってくる。
丁度ブログが今ココ↑って感じだね。 いや、ワシだけか。
それでも繋がりが切れた訳ではなく、何かのきっかけで懐かしい話が出たりすると、待ち構えていたかのようにワッと集まってくるのが面白い。先日会った仕事仲間もそうだったが、一緒に遊んだ人達ってのは何年ぶりでもすぐ昔に戻れるのだよね。
ブログ仲間もそうなっていくのだろうな。ウチは最近ほとんど放置状態になってるし、地方在住ってこともあってオフに顔出す機会も少ないけど、ゆるゆると繋がってりゃいいと思うよ。