偶々なのだろうが、次男君に対する奥さんの苛つきようを見ていて、
ワシの母親と弟のやり取りも同じようだったとその相似に驚く。もしかしたら、母親と次男との関係ってのは他の組み合わせとは違う難しさがあるのかもしれない。
母はちょっと類の無い天然だったし、弟とは B 同士だから合う筈も無いのだが、A 同士の奥さんと次男君もまた磁石の同極が反発し合うように、自分にもある嫌いな部分を見せつけられて腹を立てているようにハタからは見える。
ダンゴ3兄弟に「自分が一番、次男」という節がある通りだし、年代的にも反抗したがる時期ということもあって相手を怒らせるようなことばかりをしているから、ワシでも持て余すのは確かだ。性格的にもずぼらで刹那的な次男君には呆れることが多いが、奥さんのは叱ってるんじゃなくて怒ってるんだもんなぁ。
「ワタシはもう無理。アナタお願いね。」
と、バトンを押し付けられ、今日はコンピュータ講座を2時間レクチャーしてやった。PC の蓋を開けて構成部品を触らせ、電気や磁気の有無を2進数として制御するソフトウェアとの関係を説明した。興味のある事には夢中になる彼には期待できそうだが、プログラムを作るってのは、やりたい事の構造や手順を設計するということなんだから、まずは自分自身の生活を設計してみろ、という話をした。
で、この時間までプレゼントのゲームをやっているのだな。 ま、おめでとう。