などと言ってる場合じゃないな。
〔カンジルー〕
体長五~八センチ、泥鰌に似た魚である。小さい鋭い歯で皮膚面に食いついて、体をクルクル回して、スポンと皮と肉とを剥ぎ取る。直径一センチ位の穴が開いて血が出る。すると、たちまちピラニアが寄ってきて酷いことになる。むしろ、ピラニアよりこの方が危険である。
その上、フリチンなどで水浴びすると、肛門から体内に入り込んで、気絶するほどの騒ぎをやらかす。これが、女の人の大事な所に入り込んで、生きるか死ぬかの騒ぎを起こしたこともある。
その人がシヌ、シヌと口走ったかどうかは定かではないが、胸びれの下にとげがあって、入るときはスルリと入るが、引っ張りまわそうとすると、このとげが逆にひっかかって、簡単に出せないようになっている。これを取るには、手術などは愚の骨頂で、体温より少し高い温度の湯をつくり、それに浸す。
するとカンジルーは、温度の高い方を好むので、温度の高い方の湯に出て来るとのことである。一理ありそうに思われる。
このため、スケベイ・ドジョーの名がある。
女の人の大事な所にスルリと入り込んじまうなんて某左技師みたいだ。
via
おもしろ動物園