書くこと無いので、昔話でも。
ワシがブラジルを旅したのは 1982 年、24 歳のときだった。目的など何も無い。今で言えば自分探しみたいなもんかもしれないが、要するに現実逃避ですな。環境を変えれば生まれ変わるか、なぁんてね。 ある意味その通りではあったのであるが。
何故ブラジルかってぇのも特に意味は無い。日本から一番遠そうなのがよかったんじゃないか。って、そんなに日本が嫌だったのかねぇ? まぁ、小学校からサッカーやってたし、ボサノバ好きだったから馴染みがあったとも言えるが、おそらく一時帰国した移住者と呑む機会があったのが最大のきっかけなんだな。
で、とにかく行ってみることにした。楽天的なラテン気質の国なんだからなんとかなるだろ、と。いや、ブラジル人よりもワシ自身の方が楽天家だったような気もするが。
そうは言ってもせめて言葉ぐらい話せなくちゃ何にもできないから、まずは独りでグルっと旅行すれば覚えていくだろうと思ったんだが、なにしろ日本の 20 倍以上あるからねぇ… 結局半周ほどしただけで帰ってくることになってしまった。
訪れた街の想い出を書くだけで 15 回シリーズになるな。既にいくつか書いた話もあるけど、丁度また現実逃避したいところだったんだよな。
しかし… アルチューハイマーが 25 年前の記憶を呼び起こすまでしばらくお待ち下さい。
① São Paulo
② Belém
③ Manaus
④ São Luis
⑤ Fortaleza
⑤ Fortaleza (Lado B)
⑥ Natal
⑦ Recife
⑧ Maceió
⑨ Salvador
⑩ Brasília
⑪ Rio de Janeiro
⑫ Goiânia
⑬ Goiás