ITコーディネータ 針生徹 の blog
ミッション
MBA型リーダーは企業を破綻させる米国をまねる日本企業の落とし穴 (経営リーダーの育て方):NBonline(日経ビジネス オンライン)
 企業経営を含めマネジメントに携わる者、すなわちリーダーに求められる要素は3つあります。「クラフト(=経験)」「アート(=ビジョン)」「サイエンス(=分析)」の3つです。この3つの要素が互いに補完し合うことが望ましいのですが、何より大切なのはクラフトの土台をなす経験です

すっごく納得するのであるが、ワシのお相手となる中小企業、それも IT 系とかベンチャーでない伝統的な業種ではちょっと分布が異なるようで、創業社長は何と言ってもアート型だし、それなりの歴史のある、特に製造業だとクラフト型が多いなぁ。

で、それをバランスの取れた経営とする為に、MBA と同じくサイエンス型の分析手法や論理思考を身に付けた IT コーディネータがサポートしようとしているのである。

もちろん、IT コーディネータの活動自体もまた経営であり、同様にアートとクラフトとのバランスが重要になる。まぁワシの場合はまずはやってみるっつぅクラフト型だからな、逆にちょっとはセオリー通りにやらんと食っていくのも大変な訳だが。

ところで、同じことはブログの運営なんかでも言えるね。ITC でも自分が得た知識をブログで解説してる人も多く、それはそれで意味はあるだろうけど、従来型の固定ページならともかく、せっかくコミュニケーション機能を持ったブログなんだから、もっとアートやクラフトの部分を表現しないと勿体ないと思う。

ってか、ハウツー的な形式知ばっかりじゃ読んでもつまんねぇし。

日本企業に蔓延する「分析まひ症候群」傍観者はリーダーではない (経営リーダーの育て方):NBonline(日経ビジネス オンライン)
 イノベーションの本質は、人間が自分の主体的な思いを貫いて実現するために、全人格を懸けてあらゆる障害を越えていく、そんな全人的なコミットメントにあるのではないでしょうか。いくらきれいな資料を作って見事な分析をやったところで、だから何なんだ、何をやりたいんだ。こう申し上げたいんですね。
実は中小企業の経営者ってのは元々こういうマインドを持って日本をここまで持ってきた人達だった筈なんである。たまたま、IT の発展、それと親和性の高いアメリカ的サイエンス型がもたらした流れには乗り遅れたかもしれないが、彼等に対して、ケーススタディで覚えただけの理論を振りかざしたって鼻で笑われるだけで何の役にも立ちゃしない。

サイエンスで補完しながら、彼等の本来の強みであるアートやクラフトを伸ばす為には、まずは自分自身がどういうアートとクラフトを持ち、サイエンスを活かしてどのように生きていこうとしているのか、を考えなきゃ始まらないんじゃないか?

いや、酔っ払って道路で寝たとか実名で書けばいいとは言わんけどな。

形式知は学べても暗黙知は学べないMBAの限界を認める一橋大学野中教授 : 実践ビジネス発想法
結局のところ、高質な暗黙知はマニュアルなどでは伝えられません。伝えられるのは、人的なネットワークしかないんです。暗黙知は人を選びます。人を選んで自分の思いを伝え、修羅場も経験させながら、必要な部分を言語に落とし込んでいく。
注目すべきは、野中教授が「本音を言えば」と断った上で、仕事の現場で人を介さなければ、暗黙知は伝わらないと述べている点です。現在同教授が務めている一橋大学大学院国際企業戦略研究科は、国内MBAスクールの先駆け的な専門職大学院の1つです。その著名MBAスクールの教授が、MBAの授業を受けるだけでは経営者に必要な高度の暗黙知は習得できない現実を、潔く認めていることになります。
その「人」たらんとするのが IT コーディネータのミッションだとワシは思っておる。

単に手法や理論を解説したり、情報技術やその活用事例を紹介するだけなら他にもっと上手な人がたくさん居るけど、経営の現場で一緒に未来を創っていこうとコミットできるところこそがワシの存在理由であり、優位点なのだ。

MBAより実践経験の重要性を説く冨山和彦経営共創基盤社長とミンツバーグ: 実践ビジネス発想法
先月解散した産業再生機構で最高執行責任者(COO)を務めた冨山和彦氏のインタビュー記事が、今週発売の日経ビジネスに掲載されました。
プロ経営者を目指す若手は増えているわけでしょ。六本木でIT(情報技術)ベンチャーを作るばかりが能じゃない。経営というのは人間をどうやって自分の思うように動かすかですから。それを実践するなら、“おままごとベンチャー”をやっているより、よっぽど地方の旅館の経営をした方がいい。
経営の現場で求められる能力と、頭でっかちの経営理論は根本的に違いますからね。
“おままごと ITC” にならんように気をつけよう。
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by HarryBlog | 2007-05-25 00:15 | IT Coordinator | ↑Top  
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