後れ馳せながら、Yahoo! Pipes をやってみた。
Pipes: Rewire the web
要は自分好みの RSS/JSON feed を作るツールである。好きな所からフィードを引っ張ってきて様々な加工をして出力できる。
こういうカスタマイズをしようなんてのはいわゆるギークが多く、彼等の間では昨年あたりから
Plagger ってのが流行っていて、はてな界隈などでは何か便利なアイデアを出すとすぐに「それ Pla」なんて言われたりして、つまり何でも出来るのであるが、コードと言うか設定ファイルを書くのにもそれなりのスキルと手間が必要であった。
ところがこの Yahoo! Pipes は予め用意されたモジュールを GUI で直感的に繋げ合わせていけば作れちゃうのだ。もちろん Plagger に比べれば出来ることは限られているし、オンラインサービスということでアクセスが集中すると応答が返ってこないこともあるようだが、このシンプルさはかなり魅力的である。
ワシも試しに、英語のフィードを原文と翻訳モジュールを通した物を混ぜて並べ替える、という単純なパイプを作ってみた。
出力結果は
こんな感じ。これを好きなリーダーへ登録すればいい。
検索とかフィルターとかのモジュールを使えば、フィードが増え過ぎて溺れてしまったとお嘆きの人(ワシか)でも本当に欲しい情報だけを取り出すことが可能となる。一部日本語が通らない物もあるようだし、正規表現とか置換とか物足りないところもあるが、これからモジュールは増えていくだろうし、いずれ日本 Yahoo! も対応するのだろう。ま、これだけ簡易なら英語版で遊んでみるだけでも面白いよ。
萌え理論Blog - 「YahooPipes」開始直後まとめ
モジュールを繋げてマッシュアップ!「Yahoo! Pipes」の使い方 - WebOS Goodies