
この辺を書き出すと止まらんなぁ。
軽の話を書いて想い出した。友人のスズキフロンテクーペで横転したことがある。
これもジウジアーロが関わっている。6連メーターや木調ステアリングなどもエンスーっぽいが、最大の特長はリアエンジンリア駆動、RR であった。
360cc 2 サイクル 3 気筒 3 キャブ 37ps はスペック的にはおとなしいが、元々軽い車体の重心が後ろにあるからハンドルが極端に軽い。クイックレスポンスって奴だ。チョロQのラジコンがあるが、あれと同じような動きをするのだ。加速しながらの車線変更などでは真横に滑る感覚である。
分かっちゃいるつもりだったのだが、つい自分のスカイラインの感覚でアクセルを踏みながらハンドルを急に切った。あっと言う間も無く、右前輪が中央分離帯に乗り上げ、次の瞬間には世界が逆転していた。
そのまま甲州街道と環七の立体交差へ突入していったようで、今度は反対側の壁に激突しながら、さらに数百メートル火花を散らし、最後は反転したまま止まった。
まださほどスピードが上がる前で、幸い他の車も居らず、車重が軽いお陰でセンターピラーがロールバーのような働きをして、運転していたワシと同乗者とも無傷であった。
しかし、立体交差の真ん中で逆立ちした経験などある訳ないから、状況を把握して脱出するまでしばらく掛かってしまった。
ようやく落ち着いて、二人でゴロンと車体を起こしてみると、カウンタックのような扁平マシンに変身していた。後から見るとどうやってあんな薄っぺらい空間で無事に居られたのかとても不思議である。
さすがスズキ、そしてジウジアーロってとこだろうか。