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ITコーディネータ 針生徹 の blog
専門家活用事例
昨年、マンションの大規模修繕を実施しました。

幸い構造計算書の偽造などはありませんでしたが、地震が続いていることもありますし、それでなくとも十数年経過すればあちこち疲労してくるものです。それを見据えた積立計画はやってきたつもりでしたが、安全上緊急に修繕した物などもあり、資金に余裕はありません。

必要な機能を全て満たし、かつ無駄な出費は抑えながら、できればより快適な生活と資産価値向上も図りたい。ウチは区分所有者の自主管理で、つまり理事は全員素人なので、これはもう自分達だけでは全く手に負えません。そこで、専門家の助力を得ることにしました。

まずはマンション管理士に顧問として入って貰い、竣工当時の、それもデベロッパー・管理会社お仕着せの規約を作り直し、区分所有者の意識の統一と、資金計画を見直しました。

次に、一級建築士に診断して貰い、それに基づく修繕仕様書を作成して貰いました。同時に、たまたま区分所有者の中で一級建築士を持つ人が居たので、彼を座長とする修繕委員会を発足させ、仕様書をチェックしました。

その仕様書で数社から見積を取りました。工法や材質を指定した仕様書ですから、情実など不明朗な要素が入る余地はありません。積算標準単価から入札ラインは見えていたのですが、結果的…なのか、業界慣行なのか、当マンションを建設した所が最安値を提示してきて、満場一致で採択しました。

診断・設計した建築士に施工監理も依頼し、納期・仕様通りに工事は終わりました。多少の追加発注はありましたが、コンサルタント料も含めて、当初の予想よりもかなり抑えた金額で、無事資産の保全と快適な生活を手に入れることができました。

この体験を通して感じたのは、第三者的な専門家の存在の大きさでした。

自分達に専門知識が無いということもありますが、直接業者と話をすると本当はどうしたいのか見えなくなってきてしまうところを、ちゃんと必要なポイントを押さえて通訳してくれたことで、適正な仕様になったと思えるし、第三者が監理するということで、業者もきっちり仕上げてくれたのだと思います。

企業の業務・情報システムの構築でも同じようなことが言えるでしょう。

存続の為にやらなければならないことは気付いていながら、分からない、人が居ない、金が無い、と嘆いているだけでは何も解決しません。まずは、どのように進めていくのが良いのか、専門家に相談してみてはいかがでしょう?
by HarryBlog | 2006-01-28 00:30 | IT Coordinator | ↑Top  
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針生 徹

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