開花の北限は栃木辺りだったが、関東は暑いねぇ。
さて、明日インフォームドコンセントを受けて治療方法や期間を決めないと始まらないのではあるが、医療費や介護の出費を賄うべく、現在の資産・負債と日常の収支、各種保険の入院保障や重度障害保険金についても把握しておかなければならない。
その辺りの重要書類が入っていると思われる引き出しは見当を付けたものの、一ヶ所ではないし、もちろん整理などはされておらず、コンビニのレシートとか宅配便の不在配達通知など不要な物が混ざっているかと思えば、あるべき物が見当たらなかったりする。
一つひとつの断片を丹念に調べ、こういうことかと仮定、推論し、手がかりのありそうな所へ電話して確認していく。今日は日曜なんで本格的な調査は明日からになるな。
そう言えば、大昔もこんなことやったっけなぁ…
ワシが仙台へ居を構えることになったのは、味噌醤油醸造業を経営していた叔父が突然亡くなり、誰も知らないその実態を調べ、方針を決め、関係者の合意を取り付けることが最初であった。
当時に比べたらこちらもそれなりの社会経験を積んだから、何を見るべきか、それが何を意味するのか推測は容易になってきたんだが、前回は曲がりなりにも会社で、少なくとも必要な情報は揃っていた。しかし、個人の家計となるとまず情報の収集と取捨選択で途方に暮れてしまう。
まぁそんなに広い家でもないんで、気長に調べればなんとかなるだろう。