ワシは人見知りが激しいのだが、不思議と友達には恵まれている。
仙台に来たとき、一人も友人が居ないので、色んな所へ顔を出してみた。スポーツ店を回って誰でも入れるサッカーチームを探し、エアロビクスや英会話を習い、同業者や商店会の2代目のグループにも入ったりもした。
今の仕事を始めたのもサッカーの仲間の紹介からなんだが、一緒にプロジェクトに参加した各社のレクリエーションにも我が物顔で参加したりする関係になる。
プロジェクトで長期出張したときも、せっかくの休みに地元の人達と遊んでしまって仙台へは帰らなかったり。
最近は集まる機会が少なくなったが、同年代の事業主達とは随分バカな遊びを重ねたものだ。夜中に甲虫捕まえに行って夏祭りで売ったり、嵐のフェリーに3日間閉じ込められたり…とても書き切れないな。
英会話の仲間とも一緒にスキーに行ったり、歯科衛生士の子の紹介で高価なブリッジをお友達価格(ほとんど半額)で作って貰ったりした。
そう言えば、日本に来たばかりの米国人の先生(向こうではディスクジョッキーをやってたらしい面白い奴)と花見に行ったらパスポートを落としてしまい、警察へ行って生徒達が必死に通訳してやった、なんてこともあったなぁ。
飲み屋の姉ちゃん達とも随分遊んだ。仕事が厳しい分、終わってからのハメの外し方が楽しい。まぁ、それなりの修羅場もあった訳だが。
フリー麻雀では随分授業料を取られてしまったが、商店主やタコ社長の生き方は大いに参考になった。ビジネスの基本はギャンブルだと。
って、友達って言うより、遊び仲間ばっかしじゃねぇか。
でも、学生時代の友達もそうだけど、一緒にバカをやるから、仕事でも人生でも語り合えるようになるし、お互いの知り合いを通してネットワークも拡がっていくのだ。
やっぱ人生は遊びでいいんでないかい?