昨日は、
宮城・山形ビジネスフォーラム2004というのに行ってきた。
山形銀行と日経BP社の共催で、地場経済活性化が趣旨だったからか、展示もセミナーもなんか統一性が無くて、元三重県知事の
北川正恭早稲田大学教授の基調講演を聞いた後、グルっと見てみたけど、色んなビジネスやってる人達が居るんだねぇ、ぐらいの感じで帰ってきた。
北川氏の講演は、
行革国民会議の懇談会にある内容をそっくりそのままなぞった話で、資源再利用の手本を示してくれたようだ。
昨年の「
マニフェスト」に続き、プリゴジンの摂動敏感性の喩えでよく聞く「北京のチョウ」で今年の流行語大賞を狙ったようだが、チョウならぬ「
チョー気持ちいい」に奪われてしまったのですな。お疲れさん。
ま、一人ひとりの気付きからハレーションを起こさせて全体を変革していかなきゃっていう考えはワシと同じであるし、三重県での実績に基づいた「情報公開」と「対話」による意識変革の話は、おそらく中小企業経営者が多い聴衆へ説得力を持って伝わったのではないだろうか。
しょっちゅうテレビにも出ている政治家出身の割にはそんなに話が上手いとは思わなかったが、さすがにツボは押さえており、二日酔いでも眠くならずに聞き続けられた話し方は参考にさせて貰おうか。
って、ワシは誰に向かって感想を述べてるんだ?