月一定例ゴルフは、八王子・杉並・我孫子そして仙台から集まるので、だいたい等距離となる栃木辺りでやることになった。何カ所かやってみて、コース・料金とも手頃な那珂川町のクラブがレギュラー会場となりそうである。
最寄りのインターチェンジは東北道矢板であるが、仙台からは二つ手前の黒磯板室で降りろとナビに命じられる。那須塩原駅から大田原市を抜けるショートカットなのである。どうせ走るのは未明なので距離が短い方が早く着く。
途中、佐良土という小さな集落を通るのだが、その光景はちょっと目を引く。
写りが悪くて分かり難いかもしれないが、右手前の「柳屋」というのと同様の看板が道路両側の各戸に掲げられているのだ。
味噌屋に「麹屋」という看板が出ているのは分かるが、「若松」さんちは普通の民家ですな。調べてみると県の補助金で村おこしというか町作りをしたらしい。
屋号の宿 - 大田原市
街道沿いだけじゃなく、集落全戸に作ったようだぞ。
佐良土は光丸山法輪寺の門前町として町場を形成してきた地域で、古くは奈良時代に整備された東山道の宿駅として都市的集落の基盤が形成されていた場所であったといわれています。1989(平成元)から1992(同4)年にかけて、県営事業の指定を受けたのを機に地域コミュニティ連絡協議会を発足させ、門前町並みが残る、佐良土地区内の古宿、田宿、仲町、銀内の各地区に合計149基の屋号看板の設置がなされたものであるのだそうです。光丸山の穏やかな佇まいのもと、門前町としての雰囲気を濃厚に感じさせる佐良土地区の景観に、屋号の看板はしっくりと馴染んで、特徴的な風景を構成しています。
観光客がこれを目当てに来るとは思えないけど、偶然通り掛かったワシみたいなのがこうしてブログのネタにしてるってことはまぁ認知度向上の効果はあったってことだな。