前のエントリのコメントへの返事になるが、全然怒ってはおらず、自戒というか反面教師的に参考にしようと思っている。
今日会った、個人開業している士業の人にも感じたのは、プロダクトアウト的と言うか、狭い専門領域に縛られてしまうと、なかなか受け入れて貰えないだろうな、という事だ。
コンサルタントのミッションは、客観的な問題発見・解決案のアドバイスだと思っているが、自分自身を客観的に見られていないのではないかという印象を持たれてしまったら信用されない。
専門知識・技術も必要だが、コミュニケーションやプロジェクトマネジメントと言った対人能力とか広い視野、柔軟な発想とかと両立させる事で初めて有効な物となるのだと思う。これって、コンサルタントの経営者に対する言葉そのもののような気もするな。
そして、それが出来る人ならば、メールやブログ等のコミュニケーションも上手だし、その内容も頷ける物になる筈である。それに他人からのフィードバックを受け入れられる、ってのは重要だと思っている。
これは別にコンサルタントに限った話ではないし、職業や立場に関係無く、自分が持っている物を出して、相手の意見・価値観も受け入れる、というやり取りが楽しいのだ。もちろん、それをしたくないという価値観も尊重した上で。
そういう訳で、昨晩からの議論は興味深いし、自分も上手くコミュニケーションができるように、参考にさせて貰おう。