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ITコーディネータ 針生徹 の blog
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二十年来
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恒例のこの人の唄声を、今年も聴ける幸せを思うとウィスキーが五臓六腑に染み渡るぜぇ。
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by harryblog | 2011-09-29 19:53 | Moblog | ↑Top  
ウダウダ 続き
なるほど、拡張現実ね。

Facebookの可能性 - NBIコンサルティング株式会社

ほぼ同意見だし、IT の持つ可能性に期待しているからこそこういう仕事をしているのではあるのだが、現時点を見ると「ちょっと現実を拡張してみた」ってところで終わっていて、先日も書いた通り、それが社会に及ぼす変化ってところがワシにはよく分からんのだ。

もちろんこれは地域とか年齢とか業種とかによってもかなり違うとは思う。ウェブ上のビジネスなんかはモロに影響あるだろうし、首都圏の飲食店などでもソーシャルメディアをうまく活用して差別化に成功しているところも多い。あるいはソーシャルネイティブ、つまりそれが最初から当たり前に存在していた今の大学生などの社会では、それを使いこなせなきゃ大きなハンデになるのってのも想像に難くない。

ワシ自身も、リアルでは考えられなかったような人と知り合ったり、日本中どころか海外も含めた数十人と同時にやり取りしたり、何かのイベントを何万人が一緒に楽しんだりとか、IT が無ければ不可能だったことを日々楽しんでいるし、そういう楽しみを知る人がもっと増えた方が面白い世の中になるだろうとも思っている。

しかし、それが現実に日本の社会をどう変えていくのか、と考えると、まだまだ道は遠いというのが実感なんである。Facebook マーケティングとかがブームになっているが、一見コストは低いように思えても効果を出す為には相応の時間と気遣いが必要で、それで優位性を築ける分野って社会全体の中での比率としてはそんなに大きくない。

今は過渡期だから、ではあるのだが、そういう時代を読み解くのに、ツールの側から見てるだけじゃダメでしょ、ってのが前回のエントリで言いたかったこと。これは「経営の為の IT」を実践していくっていう IT コーディネータの存在理由にも通じる話で、「ツールの可能性」を説くだけじゃ箱売りのセールストークみたいなもんだよ。

いや、方向性としてはこっちへ行くしか無いんだけどね。世界はもっとずっと速く変化してるのだし、情報の非対称性が破れた、と言うかむしろ購買者の方が情報を持って先導していくような時代に、それに対応しようともせずに生き残れる筈も無い。

でもそうは言ってもねぇ…という反応が返ってくるとすれば、そこにこそ本質的な問題があるのではないだろうか? 社会が変わらないのは変えたくない何かの方がまだ力が強いってことだろう。そこをそのままで現実を拡張してみたら問題点も拡張しちゃいましたってか?

政権交代したらさらに悪くなっちゃったのはツール(民主党)が酷かった所為もあるけど、自分は変わろうとしない民度の通りだとも言える。3.11 そしてフクイチという特異点を経てもなお原発推進派の現職町長の方が圧勝するという現実もある。あれ?何書いてるんだか分からなくなってきたぞ?

とにかく、IT とかネットとかソーシャルメディアとかと社会との関わりを論じているときの社会っていうのが、どうも日常見かける風景からするとかなり限られた範囲じゃないかって感じることが多いんだよね。

まぁ聞く耳持とうとしない人達が社会を変えることはまず無いだろうから、少しでも興味持った人だけで先へ進もう、というやり方の方が有効ではあるのかもしれない。それでも、社会というのはそれだけじゃないってことは忘れないようにしないと、せっかくのツールの可能性を活かして新しい時代を作ることはできないと思ってる。
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by HarryBlog | 2011-09-27 22:47 | Network | ↑Top  
ソーシャルネイティブって社会人って意味じゃね?
先日ITコーディネータみやぎの勉強会で、ITC 仲間でもある宮城大学藤原教授のソーシャルメディア論を聴講した。内容的には ITC ならば既知と言うか、Twitter や SNS などは日々使ってるツールだし、集合知やロングテールなんてのも何年か前によく議論された話なんで、勉強会としてはもっとディスカッションの時間が欲しかったところであるが、今回は一般からの受講や Ustream 配信にもトライしてみたってことで、広報的な意味合いもあったのだろう。

ただ、聞いていてちょっと違和感があったのが、「ソーシャルメディアがもたらす社会変化」というところだった。これってよく聞く話ではあるし、確かに時代が変わったというのは実感としてもあるのだが、それがソーシャルメディアによってもたらされたものかどうかはよく分からない。

ジャスミン革命などではソーシャルメディアが果たした役割は大きいようだし、スマートフォンが登場してからは今までパソコンに触れてこなかった層へも裾野が一気に広がったってのはあるのだろうが、それによって社会、特に日本の高齢者既得権益とか東京一極集中とかって構造が変わったとはあんまり思えないんだよな。

ああいう論調って実は既得権益側の焦りなのかもしれない。マスメディアがネットを敵視するのと同様、今までの「一所懸命勉強していい大学入って官公庁や大企業に就職して天下りして年金たんまり貰う」っていう自分の価値観が崩れてきたのをツールの所為にしようとしてるだけのような気もしないでもない。

今どき Facebook とかで盛り上がってるのも「遅れてきた人達」の方が多いような印象があって、そういう意味では社会が変わったとも言えるんだろうけど、先日連続ツィートしたように、やってる中身は 15 年前から変わってないし、もっと言えばネットの無い時代だって同じようなことやってたんだぜ。

ワシみたいに組織に属さないで知らない土地へ移住してきたとか、自分で商売始めたような人達は昔も今も人の繋がりを頼りにするしか無い。つまりソーシャルグラフが重要な訳で、如何にハブな人と知り合って、そこから広がった弱い紐帯から展開していくかってのがいわゆる人脈なんである。ワシが今の仕事を始めたのだって新聞募集で集まったサッカーの仲間に仕事を紹介して貰ったのがきっかけだったしね。

ソーシャルメディアによって出会う機会が増えたのは事実だけど、バラ撒く名刺が多けりゃいいってもんでもないしな。それを自分の人脈にできるかどうかは誠意あるコミュニケーション次第ってのはリアルもネットも一緒なんである。実際に会って話した方が絶対早いし。

冒頭の勉強会では「ソーシャルネイティブの時代」には新たなデジタルデバイドが起こるとして、ソーシャルメディアで外部世界とつながっている人と、マスメディアしか知らない人、実世界の人間関係しか存在しない人などを例に挙げていて、いわゆる情強と情弱の格差ってことなんだろうけど、反面「リア充」という言葉もあるようにバーチャルだけの強者じゃぁ意味無いし、むしろ mixi 疲れや facebook 疲れ、あるいは犯罪自慢とかデマ拡散とか、リアルな人間関係をちゃんとできない人でも使えちゃうって問題もある。

やはりネットは現実社会の映し鏡なのであって、圧倒的な量とスピードによって相転移を促すということはあるだろうけど、結局は人々の意識が変わるかどうかなんで、これからの時代にどう生きるべきか考えるのであれば「書を捨てよ、町へ出よう」じゃないけど、流行りのツールを追うよりも現実の人間達を観察した方が得られるものが多いんじゃないかと思ってる。
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by HarryBlog | 2011-09-24 11:09 | Network | ↑Top  
独り言
  • 地方都市で暮らしていて、なんかマンネリを感じて新しい活動を始めてみたものの、何故かどこへ行っても知った顔に会ったりすることが多い。六次の隔たりどころか、3人目には何かしら繋がってるような感じ。いわゆるムラ社会ってこうこうことなんだな。
    posted at 23:30:18
  • ネット上で新しいツールが流行り出したときも同じようなことがあって、イノベーターとかアーリーアダプターってのは「またお前らか!」ってことだと誰か言ってたけど、要するに同じメンバーがグルグル回ってるだけ。これもまたムラなんじゃないかねぇ?
    posted at 23:30:28
  • 15 年以上ネットを使っていて、ツールはいろいろ変わってきたし、ムラもかなり大きくなったとは思うけど、やってることは結局一緒で、なんか面白いことは無いかとあちこちから情報を集めては収拾付かなくなって今度は整理に勤しむ。これの繰り返し。
    posted at 23:31:06
  • 毎年というか毎日のように新人君も参入してくるから、何回も見たネタが忘れた頃に回ってきたりするんだよな。これって、引っ越しの時とかに数年前のワイドショーを録画したビデオテープを発掘して思わず見入って懐かしんだりするようなもんだね。それを毎日やってりゃ時間が足りなくなる訳だ。
    posted at 23:31:51
  • 持て余すほど情報を浴びているのに、なんか同じような物ばっかしなような気がするのはそういう仕組みだったのだな。そして自分だけじゃなくて繋がってる人達も同じ話題を喋ってる。ロングテールだった筈が結局はハブ集中ですかい?
    posted at 23:32:01
  • キュレーションとかアグリゲートとか言っても、自分が見たい情報を纏めてくれる人やサービスを選択することになるんだから、やっぱり変わらんのだよな。そして良いキュレーターは多くの人が欲している情報を発信する人、ってことはそれをフォローしている同士は同じ話題になるのも必然。
    posted at 23:32:17
  • テレビ見て翌日学校でお喋りするのと基本的には同じ事じゃん。別にそれが悪いとは思わないのだけどね。情報ってのは流れること自体に意味があるんではないかと思ったりもするし。という訳で、明日も情報の奔流に呑み込まれることになるであろう。溺れ死なないように早く寝て体力を蓄えておこう。ふぁ…
    posted at 23:32:44

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by HarryBlog | 2011-09-10 06:38 | Twitter | ↑Top  
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