ITコーディネータ 針生徹 の blog
カテゴリ:Music( 138 )
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幕間
戦後間もない昭和 22 年、大倉財閥の当主大倉喜七郎により有楽町駅前にて創業されたレバンテ。松本清張の「点と線」をはじめとして数々の小説等の舞台にもなった日本におけるビア&レストランの草分け的存在であったが、有楽町駅前再開発に伴いビルは解体され、東京国際フォーラムへ移転したとのこと。

そこで待っている、と美女からメールが入っていた。ところがその頃はステージ上は最高潮、バイブにも気付かなかった。本編は定時に終わったのだが、御大の再登場を望むアンコールが長引き、かなり待たせてしまった。すまん。

昨年は逢えなかったから2年半ぶりかな? 仕事を始め、クマが山へ籠もり、受験生をダブルで抱える忙しい身で K 市というド田舎から出てきてくれたのだ。変わらぬ美しい笑顔に近付いてみると、何故か見知らぬ魔猫が同席していた。

何じゃこいつ? と1秒だけ訝しんだが、おとなしそうなので放っておく。それよりビールだ!

ま、こっちも東南アジアの怪しい商人とか、タイ育ちのゴルファーの卵を連れていったからおあいこではあった。不思議な取り合わせの老若男女の宴。待たせている間に既に出来上がっていた美女にビールじゃ追い付けないからワインに切り換える。昨日からアルコールだけで生きているが、さすがに夜も長いんで適当に頼んだ料理が旨い。

の話などで勝手に盛り上がり、ワインのお代わりを3回ぐらいしたところで中庭の屋台村から Jazz が聞こえてきた。Welcome Stage と称して、開演前に無料で聴かせてくれる公開ステージである。最終回はニューヨークで活躍する日本人ドラマー Fuyu のセッションだった。TOKU(Flugelhorn,Vocal)、日野JINO賢二(Bass) らとの気鋭のプレイをタダで聴けちゃうんだから、さらに酔いが回る。

こんなに幸せでいいんだろか?
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by HarryBlog | 2008-09-13 10:34 | Music | ↑Top  
Tokyo Jazz 2008 report 3
踊り疲れてまたビール。今度は遅刻しないように席に着くと、暗いステージ上で蠢いている人数が半端じゃない。15 分で全く別の舞台を作り上げる裏方達もまたプロな訳だが、それにしても楽器の数がさらに増えたようだぞ。

既にディスコと化していた客席では皆立ったまま準備を見守っている。どうやら昼の部のお目当てはこの Sly & The Family Stone という人が大半だったようだ。それはそうだろう、伝説と言うか、このバンドを生で見られる日が来るとは誰も思ってなかっただろうからな。

で、照明が落ちると、いきなり "Dance To The Music" が始まった。


まだ御大が登場しておらんちゅうに総立ちで踊りまくる観客。しかし、東京国際フォーラムってのは広すぎるからか、PA が悪いのか、座席の位置関係なのか、音響はイマイチだなぁ。特に中低音が混ざってしまって、音源が増えると定位が曖昧なモノラルみたいな、まぁそれが却って 70 年代っぽい雰囲気だったりするんだが。

そんな中、突き抜けるような高音で歌う Lisa Banks "Stone" が際立っていた。彼女は、一緒に歌っている Rose Stone の娘、つまり Sly の姪らしい。こういうお祭り的なバンドでないところで聴いてみたいと思わせる声だった。

さて、3曲目のイントロで Sly 登場。もう会場は熱狂というしかない。他のライブでは 10 分ちょっとしかステージ上に居ないそうで、30 分以上動く Sly を見られたのは幸運と言うべきらしい。客観的に見れば「朽ちた」という感じなんだが、やはりカリスマは腐っても鯛だった。

ワシなんか Larry Graham のチョッパーで有名な "Thank you" ぐらいしか記憶に残っていなかったんだが、始まってみれば実はほとんどの曲は知っていた。伊達にあの時代にディスコへ通っていた訳じゃないってことだな。でも、もうこういうので踊るって楽しみ方をできる歳じゃないと思い知らされただけかもしれない。朽ちたのはワシの方だったか。

Setlist
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by HarryBlog | 2008-09-11 23:51 | Music | ↑Top  
Tokyo Jazz 2008 report 2
一つ目から圧倒されて早くも喉がカラカラになったので幕間にビールを補給していたらもう次のバンドが始まっていた。トリオからいきなりホンセクやコーラスありの大所帯に変わり、第一次ディスコブーム以前の新宿 ACB などのダンスホールの雰囲気になっていた。ブルースからソウルったら、丁度ワシの中学から高校への変遷と同期しておるなぁ。


客席も前の方は立ち上がって踊り始めている。まだ先は長いぜぇ、とワシはしばらく座っていたが、バックバンドだけで2曲ほど演ったところで Sam Moore が登場すると、ウォーッという歓声と言うより叫びに包まれ、このオッサンが歌い始めたらもう全員総立ち。単に踊りたいとか盛り上がりたいとか、あるいは前が見えないからしょうがなくて立つというんじゃなくて、あの声を聴いたら内部で何かが弾けてしまったようだ。

ワシらの世代には懐かしいナンバーも多く、Brenda Vaughn との掛け合いも恋人同士の会話のようで、英語が解ればさらに堪能できただろうが、そんなの関係無く、とにかくあの声だけで伝わってくる物があるのだ。確かに soul ってのは魂だったのだね。

あれで 70 歳越えてるってんだからな、凄ぇ爺ぃだぜ。

Setlist
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by HarryBlog | 2008-09-09 22:51 | Music | ↑Top  
Tokyo Jazz 2008 report 1
ライブハウスへは年に数回は行くが、ホールでのコンサートってのは何年も観てない。しかもこんな大きなホールで大物ばかり続くとあって始まる前からドキドキしていた。いや、単に前日の昼からず~っと呑んで今酔い状態だというだけだったのかもしれないが。

トップバッターは Robben Ford。 彼のアルバムは数枚持っているし、L.A. Express や Yellowjackets も好きだったのだが、最近は iPod に入れてる "Magic Sam" ぐらいしか聴いていないなぁ。

ジャズの素養もあり、西海岸フュージョンでもいい味を出すが、ベースはあくまでブルースである。ブルースってのはジャズやロックのルーツであり、歴史も精神も奧が深いもんであるが、Cream から入ったワシとしてはシカゴ系から発展したブルースロック、それも白人ギタリストがやるのがなんともカッチョエエと感じるんだなぁ。

その Cream のカヴァーでも有名な Albert King の "Born Under A Bad Sign"


何故に "Pink Cadillac" の映像が使われているのか見ていないので知らないが、悪い星の下に生まれたって話なのかな? 確かにこの絵には彼の高音で良く通る声にクリアで太い音色でチョーキングを多用したフレーズが絡む、正統ブルースロックが合っている気はする。1968 年の名曲を 20 年後にカヴァーした物をさらに 20 年後に観ても全然古くないのが驚きである。

さて、紹介だけで長くなってしまったが、そろそろ当日の様子を。

もう 60 歳近いのだから元祖イケメンもさすがに皺くちゃっぽくなっていたが、声は相変わらず力強いし、ギターの音色も良い。Clapton のウーマントーンよりも密度が濃い、と言っても往年の King 達のフルアコの箱鳴りとも違い、サスティーンもコンプも効きながら繊細な指先の動きが遅延無く伝わる感じで、感情がそのまま音になっているようだった。

もちろん音色だけでなく、カッティング、指弾き、そしてピックでの泣きのチョーキング、と次々と繰り出される多彩な技によってトリオとは思えないほどサウンド全体が厚くなっているのだよね。歌いながらそのメロディと異なるライン、リズム取りでどうやったら弾けるのか不思議であるが、指やピックの間(ま)をよく見ているとワシらがコードをガシャガシャやるのと同じような感覚でオブリガートが出てくるらしい。

そしてソロになるとほとんど即興、もちろん手癖やお約束的なフレーズも出てくるが、ホールならではの広い空間の反響や音圧に乗って自然と指が動いている感じ。超絶フレーズを楽しげにキメる姿は永遠のギター小僧というのがピッタリだな。こういうの見せられるとまたギター弾きたくなってくるのぅ。

Setlist
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by HarryBlog | 2008-09-07 21:43 | Music | ↑Top  
募集! (終了しました)
8/31 東京JAZZ 2008 の1日チケットが1枚余っております。
どなたか買ってくれませんか?


多忙な人達の予定も確認しないまま脊髄反射で申し込んでしまったワシが悪いのです。
ご協力をお願いします。
(隣にはワシと Bob が座っていますが、知らない人のフリしてもいいです)

ご希望の方はコメントください。(先着順とさせて頂きます)


東京JAZZ 2008
8/31(日)S 席1日通し券 16,000 円
東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3-5-1)

[アーティスト情報]
13:00~
 * ロベン・フォード
 * サム・ムーア
 * スライ & ザ・ファミリー・ストーン
19:00~
 * ジョージ・ベンソン
 * フォープレイ
  ボブ・ジェームス、ネーザン・イースト、ラリー・カールトン、ハーヴィー・メイソン
 * 東京JAZZ SUPER JAM featuring フォープレイ and デヴィッド・サンボーン
  …and more

よろしくお願いします。
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by harryblog | 2008-07-31 17:14 | Music | ↑Top  
新井英一ウェブサイト

やっぱりこのおっさんの歌を聴くと元気になるな。プロモーターが旧友だってこともあるが、ワシももう 17~8 年、仙台のライブには欠かさず行っている。

新井英一
今夜は
毎年恒例

今夜は 10 年振りの「清河への道 48番」完唱。一人の男の生き様が凝縮された曲自体が物語なんだけど、こちらもそれなりに人生を重ねてくると一段と味わい深いところに触れられるようになってきたようだ。なにより、身を削るような唄を1時間以上続ける姿に感動する。

いつものギター高橋 望氏に加えて今夜のゲスト、篠笛 村山二朗氏も凄かった。

お囃子などで BGM 的に耳にすることはあったが、ソロ楽器、と言うより、人間の感情表現手段として、こんなに奥深い物とは知らなかった。
奏者の想いがストレートに表れ、こちらの琴線と共鳴する。今夜は CD を買いそびれちゃったんで、Amazon で注文してみよう。
沙也可-SAYAKA-

やっぱり素晴らしい人の周りには類友が集まるのだろうね。打ち上げにも、遠く静岡や神奈川から駆け付けた会社経営者や自営業者、みちのくプロレスの社長とか、放送局のディレクターなど、いい物をいいと思う人々が沢山来ていたけど、それぞれに味がある人達だねぇ。

そう言えば、今夜のプロモーターとも 20 年来の付き合いなんであるが、海外とのビッグビジネスなど最高経営責任者として長年に渡って大きな仕事をしてきた会社から、つい最近仙台の IT ベンチャーへ移ったと聞いたその先が実はワシも以前ヘッドハントされかかったことのある会社だったりして、そこの社長も来ていて旧交を温める機会にもなったのであった。

新井さんが、アンコールで語っていた通り、こんな世の中を生きていくのは大変だけど、それでもまだまだ捨てたもんじゃない、という想いを共有できた夜は余韻に浸って寝るのがもったいない気分であるが、明日も仕事の後で 2 days の二日目だ。今度はライブハウスでラブソング特集だそうで、やっぱりこの男の唄は呑みながら聴くと一層痺れるんで、彼のパワーに負けないようにそろそろ寝るとしよう。
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by HarryBlog | 2008-06-26 02:03 | Music | ↑Top  
35 年ぶり
以前紹介した、小中学校の同級生である大谷幸と枕草子のミニライブを見てきた。

a0008364_20532627.jpgGAP の入っているファッションビルの3周年イベントってことで、ビルの中でやるのかと思っていたら、七夕で有名な一番町アーケード通りでのストリートライブだった。

mF247 でソロは視聴していたが、愛華という女性ヴォーカルと組んだこの枕草子というユニットはまた別の世界なのだね。
一人でバスドラやシンバルも叩きながら弾くエレピに乗せた歌は、様々なジャンルが混じり合った不思議な雰囲気なのだが何故か懐かしく感じる。

さすが映画音楽で売れている彼らしい曲調と演奏だが、彼女の力強い歌声もそれに負けずに心に響くものがあった。道行くおばさん達も足を止めて聴き入っていたようだ。せっかくだから商店街の有線ぐらい止めてくれればいいのにな。それにやはりまだ外は寒い!

次回はハコの中、ライブハウスよりも小さくてもいいからホールでちゃんと聴いてみたいものだ。

記念にサインして貰った CD を今聴いているが、楓って曲は好きだなぁ。 あと、今日の最後に演った曲も。
終了後ちょっと話をしたけど、ほとんど変わってないねぇ。 今度下北沢に行ったときはゆっくり呑みましょうぜ。
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by HarryBlog | 2008-03-09 21:12 | Music | ↑Top  
音楽関連サービス
このブログでも紹介した物も多いが、まとまっているので自分用リンクとしてメモ。

japan.internet.com Webビジネス - 音楽をもっと楽しむためのソーシャルメディア
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by HarryBlog | 2008-03-09 00:19 | Music | ↑Top  
朗報
TechCrunch Japanese アーカイブ ≫ Global Pandoraで海外からPandoraを聞こう

おぉ懐かしい画面が出てきた! おかえり~

globalPandora
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by HarryBlog | 2008-01-17 07:24 | Music | ↑Top  
合掌
ジャズピアノの巨匠、オスカー・ピーターソン氏死去 : AFPBB News

たぶん最初に聴いたのは JATP、油井さんかなんかのラジオでやってたんじゃないかな。既にビバップ全盛だったから、いかにもスウィングってのが余計に新鮮に感じた。

そぉゆう昔の人だと思っていたら、中学の頃に姉貴が買ってきたのがこれ。

THE OSCAR PETERSON TRIO IN TOKYO

ホテルのディナーショーっつぅ大人の雰囲気に憧れたもんだ。

その後、パブロからシリーズで出たエラやジョーパスとのデュオなんかもよく聴いたな。偉大なるワンパターンって感じなんだけど、あの高速で駆けめぐる超絶技巧には痺れます。ここでそんなフレーズ出すかよ~
Wheatland はコピーしてみて、なるほどこういう風に和音を重ねるとあの響きになるのかぁ、と勉強にもなったっけ。

LP しか持ってないからもうだいぶ聴いていないが、今夜は YouTube で偲ぶとしよう。
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by HarryBlog | 2007-12-26 00:28 | Music | ↑Top  
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針生 徹

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