ITコーディネータ 針生徹 の blog
カテゴリ:Music( 138 )
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George Benson
初めて Benson を聴いたのは中学二年生ぐらい、Herbie Hancock らとのどジャズはちょっと重かったけど、その後の CTI の一連の作品で好きになり、特に Bad Benson がお気に入りだった。

当時はクロスオーバーと呼ばれた色んな試みが盛んで、Benson 自身も色んなスタイルに挑戦していたのだが、アルバム Breezin' を聴いたときには正直ぶっ飛んだ。後にメロウ・フュージョンと呼ばれる新しいジャンルを作った画期的な作品だと思う。

POP で親しみやすい曲、ソウルフルで艶のある歌声、ビルボード1位でグラミー受賞だっけか? とにかく売れたねぇ。

This Masquerade での歌も驚きだった。15 歳ぐらいから R&B バンドで歌っていたというから年季も入っているのだが、まさに天は二物を与えたというところだろう。

Leon Russell の元曲も、Carpenters でも大ヒットして馴染み深い曲なんだが、まるで自分の為に作られたかのように歌う Benson。そして、こういうアダルトな曲に彼のギターがまた良く似合うんだなぁ。

超絶ソロもあるし、スキャットやメロディフェイクなどでのコンテンポラリーな雰囲気も、やはり確固たるジャズギタリストである Benson ならではだろう。

オクターブ奏法や、4th , 5th ストラクチャー、そしてスキャットユニゾン等、One and Only のプレイも多いが、Benson のギターの一番の魅力は粒の揃ったシングルトーンではないかと思う。それも太い弦の円やかな音で、五連・六連といった細かい音符をヨタる事無く、歌うように流れるフレーズは聴いていて笑い出してしまう。あまりにも凄すぎて。

80 年代はほとんど歌手だったが、Earl Klugh との Collaboration や最近の Absolute Benson などでギタリストとしても健在ぶりを見せてくれている。
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by harryblog | 2004-04-08 22:18 | Music | ↑Top  
Joao Gilberto
中学の頃は LED ZEPPELIN や DEEP PURPLE などのハードロックが大流行で、もちろんワシも熱中したもんだが、大人ぶってみたい年頃としてはもっと渋い音楽も求めていた。

で、背伸びしてジャズ喫茶などに入り浸ってみたりするが、でっかい JBL の前で目を瞑って身体を揺らす大人達の姿もなんか笑ってしまい、彼等が好むコルトレーンやマイルスなどの良さも分かりはしなかった。

そんな中、友人の親父が仕事で海外へ良く行くとレコードを買ってくるのだが、そこで聴いたジョアン・ジルベルトにハマってしまった。

なんか気怠そうなのに、ちょっとウキウキしてしまうボサノバのリズムに抑揚の無い彼の声が絡むと何とも言えないお洒落な雰囲気で、まさにワシが求めていた音楽だった。

仮の妻となったアストラッドやスタン・ゲッツとの共演の方が有名だが、ワシにとってボサノバとは、やはりジョアンの声とギターでなければならないのだ。

昨年ついに日本公演が実現したが、残念ながらワシは観に行けなかった。

ま、いいさ。神の声はワシの心の中でいつでも響いておる。
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by harryblog | 2004-04-06 17:57 | Music | ↑Top  
Cream
小学校時代は Beatles や Monkees 等の POPS しか聴いていなかったが、中学に入って友達に Cream を聴かされてブッ飛んだ。

今じゃ燻し銀のようなエリック・クラプトンだが、彼の音楽はその波瀾万丈の人生の積み重ねで出来上がってきたのであり、Cream 時代はその一断面でしかないのかも知れない。

でも、彼にとってのブルースと同様に、ワシにとって Cream の衝撃は忘れられるものではない。凄まじいバトルの中で繰り出されるウーマントーンは今でも耳にこびり付いている。

彼等を知ったと同時に解散してしまったが、折しもブームとなったハードロック、インプロビゼイションの面白さから JAZZ へ、そして本流のブルース等、幅広い音楽に接するきっかけとなった出会いであった。
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by harryblog | 2004-04-04 11:04 | Music | ↑Top  
Beatles
「音楽」という意識でレコードを聴くようになったのは Beatles からだ。

最初は HELP!、小学校4年生ぐらいだったかな? 姉貴が買ってきたレコードを勝手に聴いていた。最初はテレビで流れる日本のグループサウンズと同じような物だと聞き流していたが、次第にメロディーとハーモニーの美しさに気付き、カタカナで歌詞を拾ったりして一緒に歌っていた。

映画も観にいった。内容はまったく憶えていないが、丁度こちらも世界を広げたい時期に、色んな事にトライする彼らへの興味が深まっていった。

とにかく何でも取り入れるし、思想や生き方も含めて、自分達の全てを音楽を通して表現しようとしていた。メンバーのキャラクターがそれぞれ異質で、特にジョンとポールがそれぞれに素晴らしいコンポーザーであった事が、それを可能にしたのだと思う。

当時はラバーソウルとかサージャントペッパーがお気に入りだったな。ホワイトアルバムや初期のロックンロールも良く聴いていた。

今でもタマに聴くのはアビイロード。特にB面の組曲風な構成は何度聴いても厭きないし、しばらく離れているとまた聴きたくなる。

間違いなく一つの時代を創り、その後のポピュラー音楽に多大な影響を残した彼らを知って音楽に目覚めた事は幸せだった。
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by harryblog | 2004-04-03 17:33 | Music | ↑Top  
新井英一
新井英一

10 年ぐらい前に筑紫哲也に気に入られてニュース 23 のエンディングに使われてブレークしたので聴いた事がある人も多いと思う。

在日韓国人で、15 歳で家出、岩国基地前でバイトし、アメリカに渡ってブルースに出会う。内田裕也に見出されてデビュー。

ワシが最初に聴いたのは 15 年ぐらい前だったか? 

小さなジャズバー、特に彼を聴きにきた訳ではなさそうな 15 人ほどの客から 2m ぐらいの椅子、生ギター一本で唄うど演歌ブルースに震えてしまった。

「ジプシー」という歌詞が耳にこびりついた。自主制作のテープを買い、辛い事があったりしたとき、これを聴いて元気付けられた。

ワシを連れていってくれた人もすっかり惚れ込んでしまい、以後彼が毎年東北に呼ぶ。毎回打ち上げに一緒させて貰うが、とても気さくな人だ。今年もそろそろ案内が来る頃だな。

この人の唄は絶対に生で聴くべきだと思う。できれば小さなライブハウスで酒を呑みながらがいい。声が直接腹に響いてくる。長年コンビを組んでいる高橋望クンのギターとの絡みも絶妙だ。

50 歳代半ばかな? でも声はエネルギーに溢れている。普段音楽なんか聴きに出なさそうな街のおばさんでも涙を流させるパワーがある。

いつも聴く音楽ではないのだが、どうにも忘れられない男である。
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by harryblog | 2004-03-23 09:26 | Music | ↑Top  
SIDE STEPS
音楽仲間にもここを紹介した手前、ちょっとは書いていこう。

SIDE STEPS

全員サラリーマンであるが、フランスの Musea レーベルから全世界向けに CD を3枚、国内 MARQUEE 版も含めると4種類出している。

かなりプログレが入ったフュージョンである。全員の卓抜した演奏技術に裏付けられた緻密な構成の上に、表情豊かで心に響くメロディーが乗っている。固定メンバーによる息の合ったインタープレイもスリリングだ。

曲もいいし、テクニックも凄いが、とにかくバンドとしてしっかりまとまっている。ライブは終わったばかりのようだが、常時 100 名ほど動員できるというのはワシのような固定ファンが多いのだろう。

その一人、加藤さんのページに詳しいレビューが載っています。彼は音楽日記というブログもやってらっしゃいます。
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by harryblog | 2004-03-19 13:36 | Music | ↑Top  
Fusion Music Line
書き忘れました。

Fusion Music Line
メンバーが書いた CD やライブのレビューを載せています。

ブラジル音楽も好きなんで、中南米のコーナーにいくつか書きましたけど、なんと4年も放ったらかしだぞ。
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by harryblog | 2004-03-18 13:51 | Music | ↑Top  
Fusion Mailing List
昔、と言っても4~5年前ぐらいだが、メーリングリストにもハマったことがある。

中学・高校時代、Jazz , Fusion 系の音楽が好きで、遊びでコピーなどもやってみたが、どうやらバンドをやっている連中と付き合う機会は避けていたようで、他にも楽しいことが沢山ある訳だし、結局ちゃんと弾けるようにはならなかった。

その後も聴いてはいたし、インターネットを使うようになってからも、そういう情報を探していた。ただ、Fusion 系って、70~80 年代は流行ったけど、今ではかなりマイナーなんで、情報も少ない。

ところが、Fusion Mailing List という所を見つけ、早速登録してみると、当時は毎日 20~30 通ぐらい流通していた。もちろん、300 名以上の参加者のうち、書いている人は限られていたが、皆さんそれが本業ではなかろうかと思えるほど詳しい。

たまたま、ワシの自己紹介で好きなアーティストに George Benson を挙げたところから、いくつかフォローが続き、嬉しくなってワシも負けじと色々と書いたものだ。

それに伴い、CD の購入量やライブへ行く回数もうなぎ登りになってしまい、奥さんからは冷たい目で見られていたが、好きな事に熱中できるから、仕事も頑張れるんだと自分に言い訳しながら、のめり込んでいった。

やがて自然の流れで OFF しようとなるが、バンドをやっていた人も多いのだから、どうせなら楽器を持ち寄りセッションをやろう、ということになった。

で、第一回はワシは観客として行ったのだが、想像以上に凄い人達だった。全国から 80 名ほど、ほとんどフルバンドができるほど各パート揃ってしまう。

メールでやりとりしていたとは言え、初対面の挨拶をして、すぐに演奏を始めてみれば、皆さんプロじゃないのか? と思うほどピッタリ合ってしまうのだ。

二日間で 50 曲以上やる。聴いている方も体力が要るが、厭きないどころか、ず~っと痺れっ放しになる。

これで背中を押されちゃったのだ。メンバーに同伴して貰ってギターを購入し、必死で練習して第二回から演奏に混ぜて貰うことになった。

a0008364_95344.jpg

ここでも、ステージのこっち側とあっち側の差を感じたね。どうせ参加するなら、やる側の方が絶対楽しい。もっとも、初心者は音楽になっていないんだが、回を重ねる毎にそれなりに弾けるようになってくる。

こうして知り合った仲間の誰かが、地元でライブやるよ~、とか旨い物食べに集まろう、とか言う話が流れると、かなり無理をしながら参加した。東京、名古屋、京都、金沢、愛媛… ほとんど追っかけである。

当時 30 歳前後の人達が中心だったので、次第に仕事や家庭で忙しくなり、しばらくセッションはやっていないし、メーリングリスト自体も月に数通となってしまったが、さらに小さな分家での雑談は続いていて、ワシが上京するときなどに皆で集まって呑めばやっぱり楽しい。

学校とか仕事とかに関係無く遊べる仲間ってのはいいもんだ。
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by harryblog | 2004-03-18 09:54 | Music | ↑Top  
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針生 徹

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