文章を書くことと同じく時々やった方がいいと思うのは一人旅である。
書くことは頭の中の整理、つまりエントロピーを減少させようとする行為(思惑に反して増大してしまうことも多いのだが)であるのに対して、何も考えずただ流れる景色を眺めるだけの時間は無駄に占有しているメモリを解放する効果があるように感じる。
列車や飛行機だと読書したりネットに繋いだりできてしまうのでボーっとするのもなかなか難しいが、運転だと音楽を聴くぐらいしかできないから強制的に脳味噌がクリーナップされるのだ。
日常に戻ればまたすぐにゴミで埋め尽くされてしまうのだけどね。