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ITコーディネータ 針生徹 の blog
Fusion Mailing List
昔、と言っても4~5年前ぐらいだが、メーリングリストにもハマったことがある。

中学・高校時代、Jazz , Fusion 系の音楽が好きで、遊びでコピーなどもやってみたが、どうやらバンドをやっている連中と付き合う機会は避けていたようで、他にも楽しいことが沢山ある訳だし、結局ちゃんと弾けるようにはならなかった。

その後も聴いてはいたし、インターネットを使うようになってからも、そういう情報を探していた。ただ、Fusion 系って、70~80 年代は流行ったけど、今ではかなりマイナーなんで、情報も少ない。

ところが、Fusion Mailing List という所を見つけ、早速登録してみると、当時は毎日 20~30 通ぐらい流通していた。もちろん、300 名以上の参加者のうち、書いている人は限られていたが、皆さんそれが本業ではなかろうかと思えるほど詳しい。

たまたま、ワシの自己紹介で好きなアーティストに George Benson を挙げたところから、いくつかフォローが続き、嬉しくなってワシも負けじと色々と書いたものだ。

それに伴い、CD の購入量やライブへ行く回数もうなぎ登りになってしまい、奥さんからは冷たい目で見られていたが、好きな事に熱中できるから、仕事も頑張れるんだと自分に言い訳しながら、のめり込んでいった。

やがて自然の流れで OFF しようとなるが、バンドをやっていた人も多いのだから、どうせなら楽器を持ち寄りセッションをやろう、ということになった。

で、第一回はワシは観客として行ったのだが、想像以上に凄い人達だった。全国から 80 名ほど、ほとんどフルバンドができるほど各パート揃ってしまう。

メールでやりとりしていたとは言え、初対面の挨拶をして、すぐに演奏を始めてみれば、皆さんプロじゃないのか? と思うほどピッタリ合ってしまうのだ。

二日間で 50 曲以上やる。聴いている方も体力が要るが、厭きないどころか、ず~っと痺れっ放しになる。

これで背中を押されちゃったのだ。メンバーに同伴して貰ってギターを購入し、必死で練習して第二回から演奏に混ぜて貰うことになった。

Fusion Mailing List_a0008364_95344.jpg

ここでも、ステージのこっち側とあっち側の差を感じたね。どうせ参加するなら、やる側の方が絶対楽しい。もっとも、初心者は音楽になっていないんだが、回を重ねる毎にそれなりに弾けるようになってくる。

こうして知り合った仲間の誰かが、地元でライブやるよ~、とか旨い物食べに集まろう、とか言う話が流れると、かなり無理をしながら参加した。東京、名古屋、京都、金沢、愛媛… ほとんど追っかけである。

当時 30 歳前後の人達が中心だったので、次第に仕事や家庭で忙しくなり、しばらくセッションはやっていないし、メーリングリスト自体も月に数通となってしまったが、さらに小さな分家での雑談は続いていて、ワシが上京するときなどに皆で集まって呑めばやっぱり楽しい。

学校とか仕事とかに関係無く遊べる仲間ってのはいいもんだ。
by harryblog | 2004-03-18 09:54 | Music | ↑Top  
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針生 徹

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