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ITコーディネータ 針生徹 の blog
ブラジル料理
先日久しぶりにピンガを呑んだら、ブラジル料理を食べたくなった。

仙台に来た当時は、「沙羅」というかなり美味しいブラジル料理店があったのだが、オーナーが亡くなって店仕舞いしてしまった。白石にはカフェミルトンという日本のブラジル音楽愛好家には有名な店もあるが、クルマでないと行けないしなぁ。

ベガルタにもシルビーニョや辞めちゃったけどマルコスなどのブラジル人選手が多かったのだからと、ちょっと検索してみると仙台市内でもいくつか見つかった。今度行ってみることにしよう。

さて、ブラジル料理と言えば、川崎の「プラスパ・ミート」を忘れちゃいけない。川崎駅東口さいか屋の前から第一京浜方向に 500m ほど行った右手の裏町のビル1階に在る。

ブラジルでどこでもあるバールという食堂兼食料品屋そのものである。何の装飾も無いガラ~ンとした倉庫のような部屋の中央にテーブルが並び、明るい蛍光灯に照らされている。壁の棚には食料品だけでなく、新聞・雑誌・CDから日用品も売られている。

一応日本語も通じるが、店内は丸っきりブラジルである。客はほとんど在日ブラジル人で、皆大きな声で止めどなくお喋りするし、MPB が流れる中でポルトガル語のフッチボールのビデオも映している。

シュハスカリアという焼き肉専門店だと、串に刺して焼いた肉塊をウェイターが各テーブルを持ち回り、もういいって言うまで際限なくスライスしていくのだが、ここは定食屋だから定量を奥の厨房で調理して持ってくる。しかし、人数分でも頼んでしまったらまず食い切れない物凄い量なのである。

酒の肴であれば、4~5人で盛り合わせ一人前でも十分だ。牛・鶏・腸詰めなど、それだけでお腹一杯になる。ビールも合うが、せっかくだからピンガをガブ呑みしてみればネイティブの客と一緒にサンバを踊る勇気が湧いて出てくるだろう。

食事だと、ご飯にフェイジョンという豆を煮込んだスープを掛けたものが付く。これは食べ慣れると欠かせなくなる物なんだが、お汁粉を塩味にしたみたいな感じだから、初めてだとちょっと戸惑うかも知れない。

土曜日だけ食べると言われるごった煮フェイジョアダもメニューにある。元々は奴隷の生ゴミ料理だったので、黒豆で見えない底をかき混ぜるとブタの鼻が丸ごと現れるかも。闇ナベみたいだな。

他に、ヤシの芽やオリーブのサラダ、マンジョカという芋のフライとかを頼めばブラジル気分を満喫できるだろう。お土産に甘~いお菓子やガラナなどを買ってくると完璧だ。

PLASPA MEAT
川崎市川崎区南町4-14
044-222-6030
12:00-22:00 火曜休
by harryblog | 2004-07-21 12:58 | Gourmet | ↑Top  
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針生 徹

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