ワシゃ一人で SE 会社をやっていて、もう 16 年目になる。
平成元年の設立だが、当時は今の1円起業特例制度と同様に最低資本金が無かった。で、設立前から IBM の仕事をしていたので、まぁ体裁が良いかと思って株式会社にしたのだ。
丁度バブルが弾けた頃だったが、一人分を食っていけるぐらいの仕事はあった。もっとも、声が掛かれば東北6県から東京までどこでも行ったし、下手に IBM 直の仕事をしていただけに、だいたい火を噴いた所ばっかしだったねぇ。火消しと言うよりは、油を注いだ事も多かったんだが。
あ、こんなこと blog で書いちゃマズイか? ま、いっか。
元々ユーザー企業の経営者出身なんで、プログラマーを経ずに SE となった。少ないながらも自分のお客さんも開拓してきたが、コーディングは外注する事になるので、自然と PM もやってきた訳だ。
だが、体を売る商売を続けられる歳でもなくなり、新しいビジネスモデルを考えねばならなくなった。で、色々と経営関係を勉強する過程で ITC という制度を知り、自分の強みである、中小企業の実務経験と SE,PM の技術・知識・実践力を活かす道かも知れない、と思って取得したのである。
景気が上向いてきた、とか言っても地方の中小企業はまだまだ厳しい状態だし、ITC 制度も発展途上なんで、すぐにビジネスに繋がるものでもないが、今までは全く関係してこなかった行政との繋がりとか、金融機関や商工会とか少しずつチャネルを増やしていこうと考えている。
という訳で、CEO とはおこがましいが、いわゆる社長日記的に書いてみよう。すぐに厭きるかも知れんが…