amazon が DRMフリーの楽曲販売というニュースは一般紙でも大きく報道されたぐらい話題になっている。先月の
Apple の発表以来、流れが変わりつつあるようではあるが、今のところ EMI 以外のメジャーレーベルは様子見で、iTunes と amazon の売れ行き次第ってことなんだろう。
DRMフリーの楽曲販売--アップルとアマゾンが握る普及のカギ - CNET Japan
CD 販売不振と違法コピー排除は別の話だということに気付いて CCCD の失敗を教訓として欲しいもんだ。
ITmedia アンカーデスク:「EMIは打つ手がなかった」――DRMフリー化と「CCCD」という無駄 そして日本は
しかし、この流れが日本にも波及するかと言うと、やっぱり期待薄のようだのぅ。
「DRMフリー」は行き過ぎ、複数デバイスで使えるDRMを~ACCS久保田氏
うーん… 制限を多くするのは、ユーザーのアーティストへのリスペクトを阻害するだけだと思うんだがねぇ。そんなもん取っ払って、本来の強みである魅力あるコンテンツ作りに注力することで、可処分所得や余暇の中での音楽の位置付けを上げていくべきだと思うぞ。
ITmedia +D LifeStyle:「補償金もDRMも必要ない」――音楽家 平沢進氏の提言
無料で音楽を配信すること、コピープロテクトをかけないことは、プロモーションにつながるんです。これはものすごい威力ですよ。お金を払ってまで欲しいと思ってくれなければ、やってる意味がない。違法コピーしてそれで満足してしまうようなものであれば、それは自分のせいだと。作品がその程度のものでしかないと判断する姿勢を、今のところ持っています。
素晴らしい。こういう姿勢で創られた作品に正当な対価を払って共有したいと思っているのが音楽ファンであり、それが訳の分からないところへ流れる複雑な仕組みの方に問題があるんじゃないのか?
アンカテ(Uncategorizable Blog) - AppleがJASRACに払った2億5千万の行方は?
そろそろ別の道が出来てくるのだろうね。
On Off and Beyond: デジタル時代ミュージシャンの収益構造