ITコーディネータ 針生徹 の blog
惑い
脱皮する人 from izumi・オンラインエッセイ
戸惑いから始まり、迷い、揺れて、真剣に悩む。
心が動くと、ぐちゃぐちゃになるまで悩み、
吹っ切れて、決断し、乗り越える。
自分にも自信が出てきて、人生を謳歌している幸せを感じる。

これが、周期的であろうと、そうでなかろうと、
1セットのサイクルになっているような気がします。
何度も乗り越えて、大人になる。
昨晩も書いた通り、揺れ続けるのが人生だと思っているが、悩んだ末に決断、実行、成長という「脱皮」の時期は確かにある。

ワシの場合は、25 歳で仙台に来る前、そして今現在がまさにその時期だと感じている。

やってみてから考える、という思考回路に従って、地球の裏側まで行ってみたが、食っていく手だてどころか、言葉さえまともに覚えられないまま、ただブラブラと放浪していた。

ブラジル東北部の日系人もあまり居ない小さな街で知り合った現地の人の家に寝泊まりしていたとき、仙台の家業が大変なことになっているからとにかく一度帰って来い、という母親からの手紙を受け取り、大いに悩んだ。

半年以上滞在して、体力以外に何の取り柄も無いワシには異国で生きていくのは難しいだろうと自覚してきた頃だった。かと言って、親戚の家を継ぐと言うのは錨を下ろす、つまり旅の終焉ではないか、と葛藤した。

これが、老舗の四代目に納まる、という話ならばそこで生まれ育った人間に任せるべきだと思っていたが、地震被害とお家騒動による混乱をなんとかしろ、という役目だったからこそ悩んだのである。

元々、夢を持って渡った訳でなし、初めての土地で見知らぬ世界に飛び込むのなら、どこで何をやろうと同じことだ、と自分に言い聞かせて、みちのくへ赴いたのであった。

カルチャーショックという意味ではむしろ仙台へ来たときの方が大きかったのだが、経験は無駄にはなっておらず、確実に一皮剥けたと自分自身で信じられると、悩むまでもなく色んな事に挑戦できた。

それからは、ひたすら走り続けてみたら、知らぬ間に周りの景色が変わっていた。新会社設立とか結婚なども節目には違いないが、そこで脱皮したというよりは、年月を経て自分の物としている最中という感覚である。

そして、かおりさんが書いていた「揺らぎの年齢」からは5年遅れているが、「このままでいいのか?」と揺れ動くようになり、再び進むべき道を決めるべき時が来たのではないか? というのが、ちょうど今なのである。

【持ち回りテーマ∞第17回のお題: 旅 】
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by harryblog | 2004-06-26 19:49 | Diary | ↑Top  
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針生 徹

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