Another Way: 「浮かす」システムよりも「稼ぐ」システムを
最近、ブログ経由でしか情報を取得していないような気がするなぁ。
昨日書いた、IT経営応援隊に関する記事も Tazya(くまリテーター)さんのエントリで知った。
IT最新事情 第19回~中小企業のIT化は本当に遅れているの? - nikkeibp.jp - BP's Eye
ここで述べられている事柄は現場に居る人間は日々実感している。だからこそ、橋渡しとしてのITコーディネータの活躍が期待されているとも言える。
この記事はITベンダー向けのようで、「ユーザーの信頼を取り戻せ」と書いている。これも問題ではあるのだが、ユーザー側の意識改革も同時に必須なのである。
定型業務の合理化ならばベンダー任せでも効果は見えるだろうが、「稼ぐシステム」はユーザー自身が創っていくのだ、という事を忘れてはならない。
役所の支援策も同様である。経営者自身に気付いて貰う為のサポーター活動なのであって、それを利用しさえすれば売上や利益が自動的に増える、という筈も無い。
どうも、ITという言葉が先行してしまう風潮があるようだ。「IT経営応援隊」という呼称にも表れている。しかし、一度それを脇に置いて、経営という物を考え直すきっかけとなる活動とするべきだと思う。
という意見を今日の会議で出してみよう。