人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ITコーディネータ 針生徹 の blog
鈴木道子
  Michiko Suzuki / Sweet & Bitter

Michiko Suzuki (Vocal) , Kazuhide Motooka (Piano) , Satoshi Kosugi (Bass) , Fumio Watanabe (Drums)
Special Guest : Frank Wess (Tenor Sax) , Waltinho Anastacio (Percussion) , Ayako Shirasaki (Piano)

  1. All or Nothing at All
  2. Fine and Mellow
  3. Emblacesable You
  4. Foolin' Myself
  5. Bird Alone
  6. East Of The Sun
  7. Crazy He Calls Me
  8. I Cover The Waterfront
  9. Don't Explain
 10. I Love You More Today Than Yesterday

鈴木道子のホームページ (音が出ます)
成蹊学園大学在学中より、学園祭やクラブなどでブルースやソウルナンバー、ダンスミュージックなどを歌い始める。

卒業後、モータウン系のコーラスグループ“JOY”に参加、本格的なプロ活動に入る。

1984年頃から度々渡米し、伝説的なジャズシンガー、JIMMY SCOTT に師事。

1995年、黒生ビールのCMソングに登場し、そのブルージーな歌いかたが視聴者の高い関心を呼び、ヴィーナスレコードからCD“After Nine”がリリースされた。
本格派である。ハスキーな声や唄い方から日本人離れした印象を受けるが、それは彼女の表現形態がたまたまそうだったというだけであろう。掠れた表面よりもその奧からの波動が圧倒的という意味では確かに日本では珍しいかもしれないが。

このアルバムは Billie Holiday へのオマージュか、Billie 自身作曲の "Fine and Mellow" を始めとして、8 曲が Billie のレパートリーとなっている。

CM で唄ったと言っても一般的な知名度はあまり高くない。だが、曲に成りきり、静寂も含めて氣を自在に操って表現するハートは、耳の肥えた濃いジャズファンの間ではよく知られた存在のようである。なるほど、"Crazy He Calls Me" における Frank Wess のテナーとの絡みなどを聴くと背筋がゾクゾクしてくるな。

この迫力はできれば生で聴くのがいいだろう。ブルースを礎に身を切るように唄うスタンダードナンバーにはやはり酒が似合う。首都圏ならあちこちのライブハウス、ジャズクラブで唄ってるようだから、機会があったら足を運んでみるといい。

さて、実は彼女、ワシの姉貴の同級生であり、ウチにもちょくちょく遊びに来ていたのだった。ハナタレ弟から見るとチョイ悪おねぃさん、色気ってよりカコエエって感じだったような。

←この写真なんか見ると、当時の面影あるな。

ちなみに、姉貴の周囲には色んな若手アーティストが居るらしく、そいつらのプロデュースを老後の楽しみとしようなどと企んでいるらしい。

って訳で、CD 買って下さい。 >みなさん
by HarryBlog | 2007-01-20 15:16 | Music | ↑Top  
<< 大谷幸 ページの先頭 今日の長男君 >>



針生 徹

Writer's choice
Harry corporation
Study room
Twitter
Facebook
Tumblr


エントリ内容に無関係と判断したコメント、トラックバックは削除します
記事ランキング
最新の記事
開会式
at 2015-01-31 17:53
針生一郎と戦後美術 - 宮城..
at 2015-01-18 17:22
回顧
at 2014-12-27 22:36
プライスレス
at 2014-01-03 07:31
謹賀新年
at 2014-01-02 09:20
蹴球興業
at 2013-09-21 22:27
スマートですかねぇ?
at 2013-08-07 21:42
遭難記録
at 2013-08-04 20:50
リバイバル
at 2013-08-04 11:06
出稼ぎ
at 2013-08-04 10:56
最新のトラックバック
カテゴリ
以前の記事
その他のジャンル
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31