ITコーディネータ 針生徹 の blog
大陸道 その2
Casiopea / The Continental Way music by Issei Noro

8年前とは言え、一度覚えた曲はさすがにちょっと弾けば想い出す。

同時に難しさも想い出させられた。デビュー時に比較すれば曲がりなりにもウデは上がっている筈なんだが、テクニック云々の前にこの 16 分音符で割るタイム感ってぇのはやはり実戦を離れるとすっかり狂いますな。

上手いギタリストは皆リードだけでなくバッキングがきっちり出来る。特にトータルサウンドで聴かせるカシオペアのようなバンドの場合は全フェーズに於いて各パートの重要性に差は無く、むしろリードを活かす為のバッキングこそがサウンド作りの肝となる。そしてこの曲ではこのカッティングがそれなのである。

疾走するクルマのエンジン音のように、ゆったりと流れる景色のバックグラウンドで、正確に倍速を刻み続けるのである。

それは分かっちゃいるんだが、これが実際やってみると難しい。力を抜いて右手首のスナップを聴かせながら、等速度でピックを上下させると共に、左手の親指以外の4本でフレットを抑えて音を出すところと軽く触れてミュートさせるのを切り換える。

ギターの構造上、トップノートを先に弾くアップストロークが重要なのであるが、これは日常生活ではほとんど現れない手の動きであり、どうしても上から打ち下ろすダウンストロークの方が強くなってしまう。バランスで言えば、弦が太いベース音は相対的に弱めにすべきなのに。

コツは、ピックは弦に対して垂直、接合面は浅めにして保つこと。鳴らす時とミュートや空ピックでストロークを変えないこと。これって基本なんだろうけど、最初は出来なかったなぁ。自転車と同じでいつの間にか感覚を掴んだようだが、今でも得意ではない。

でもこれが出来ないと、つまり 16 分でのアップダウンがスムースでないとソロでも速いフレーズは弾けないことになる。そして、ビートすなわちエネルギーのうねりを意識しながら 16 個の道標のどこで鳴らしてどこで休むか、これがリズムであるが、コードの場合はアタックを含めた倍音構成と減衰時間によって曲に表情を付ける、いわゆるアーティキュレーションとしても重要なポイントとなるのである。

課題曲
大陸道 その1
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by HarryBlog | 2007-01-16 01:13 | Music | ↑Top  
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針生 徹

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