ITコーディネータ 針生徹 の blog
演歌
十代~二十代の頃は、自分で買うレコードは Jazz Fusion が多かったし、FM や FEN で洋楽 POPS にも浸っていた。邦楽では、フォークからニューミュージック、そして山下達郎、角松敏生等のシティミュージックなどもよく聴いていた。

ところが、歌謡曲や演歌などもワシのルーツなのかも知れないと思ってしまったエントリを読んだ。

40代は際どい世代? from 大地のデジカメ写真館
つい先ほど、ラジオから演歌が流れていた

ふと 懐かしく、しかも頭の隅には、昔の光景が浮かび上がってくる

~薄暗いスナックのカウンターで、ウィスキーを飲みながら・・・~

そう、演歌って場末のスナックってのが良く似合うんだよなぁ。と思うのは子供の頃に見ていたテレビドラマや映画の影響だろうか。
やはり、演歌の世代なんだろうか?

少なくとも、ワシはそうだ。テレビとか街中で流れていたのは圧倒的に歌謡曲が多かったし、周りの大人達が唄うのはたいてい演歌だった。

今はスポーツとニュース以外はテレビを見ないが、番組表を見る限り、歌番組って随分少なくなったんだねぇ。おそらく、メディアが多様化し、よりパーソナルな聴かれ方をされるようになってきた為ではないかと想像する。

昔は一台のテレビで家族全員が楽しむには歌番組が手頃だったのだろう。そして、当時は山口百恵とかピンクレディーなども人気だったが、歌番組と言えば必ず演歌歌手も出演していた。ヒットチャートにも何人かは毎回名を連ねていたように思う。

そんな訳で、演歌も自然に耳に入っていたのだ。情緒的過ぎるヨナ抜きには嫌悪感もあったのだが、やはり日本人にとって覚え易いメロディではあるのだろう。

二十歳の頃、それが大人の世界だと背伸びをして、呑めないウィスキーと演歌を修行したことがある。って単に場末のスナックに通っただけなんだが。

サブちゃんや五木ひろしのような民謡っぽいのはピンと来なかった。森進一、クールファイブ、石川さゆり、藤圭子など、いかにも大人の裏面を垣間見るような気がする暗い唄ばかり好んだ。

自分で唄ってみると、やはりそれを聴いて育ってきたんだと実感する。歌詞に感情移入してみれば、コブシなんて自然に出てしまうのだ。

最近は演歌を唄う機会はあまり無い。いまどきの明るいカラオケハウスじゃ違和感が大きいし、仲間内で騒ぐものでも無さそうだ。

呑んだくれて一人で場末のスナックに辿り着き、年輪の刻まれたママさんの顔が見えないぐらい薄暗いカウンターで、見知らぬ客と過ごすひとときにこそ相応しい。

しかし、まだまだ演歌の似合う男になるには修行が足りない。もっと人生の悲哀を経験しなけりゃならんな。先は長いぜ。
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by harryblog | 2004-06-18 16:28 | Music | ↑Top  
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針生 徹

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