珍しく末娘君から電話。
「お父さん、早く帰ってきてね」
奥さんは夜勤の筈だが、何かあったのか?
「チャレンジのが届いたんだけど、家の人と開けなさいって書いてあるんだ」
苦笑。 なんだ、ワシと遊びたいとかじゃないのか。 分かったよ、すぐに帰るよ。
申し込みの餌であるプレゼントとともに、ダンボール一杯の教材。
と思ったら、玩具のような付録が満載。 こりゃワシの帰りが待ち遠しかったろう。
「これ、おうちのひとへわたしてください、だって」
払込票だ。 なんだとぉ? にまんひゃくはちじゅうよえん!? 何ヶ月分だぁ?
まぁねぇ。 それで興味が出てちゃんと勉強するようになるならいいか。
それに彼女は長男君と違って何ヶ月も溜め込むようなことはないだろうし。
え? 次男君も申し込んだって? うぁ、こっちはもっと心配だなぁ。