ここんところ、昔のカセットテープを引っぱり出してきて聴いている。
本当のお気に入りはずっと聴き続けていたし、CD で買い直した物も多いが、「後で聴く」つもりでエアチェックや貸レコードから録音したまま放置していた物の方が圧倒的に多く、ずぼらな性格だから曲名はおろかアルバム名・アーティスト名すら書いておらず、何が飛び出すか不明なところが面白い。
クルマに載せておいた物などは当時の景色を想い出すし、「え?これ誰だっけ?」ってぇのも新鮮な驚きだ。やはり時代というか年齢によって好みは変わってきたようだが、元々雑食だし、普段は触らない細胞を突っつかれるのもまた快感なんである。
ちゃんと誰の何という曲か記録して、ジャンルやカテゴリで分類した方が便利だとは思うんだが、こういう楽しみもとっておきたいという気持ちもある。いや、単に面倒臭いってだけか。
ま、名前など知らなくともいい曲はいいんだからいいやな。