ITコーディネータ 針生徹 の blog
ブログジャーナリズム
巡回をお休みしている間にマスコミ人(元も)ブロッガーの良質エントリが色々と出てましたな。

ネット(ブログ)は新聞を殺すのか by 札幌から  ニュースの現場で考えること
ネット時代のジャーナリズム MSN-Mainichi INTERACTIVE by ガ島通信藤代裕之氏
[R30]: メディアビジネスのバリューチェーン(その3)

また、湯川氏のネットは新聞を殺すのかblogも継続して参加型ジャーナリズムを追求しているし、そこへのコメント・トラックバックも興味深い物が多い。

毎日新聞のネット時代のジャーナリズムという連載は色んな人が書いていて、昨日の佐々木俊尚氏の記事もやはりブログを実践しているジャーナリストだなと頷きながら読んだ。
 日々の文章を書いているブロガーの多くは、自分たちがジャーナリズムを実践しているとは考えていないだろう。たいていは「自分が感じ、思い、意見したいと考えたことを書くのがブログだ」と思っているのではないか。しかし、そうやって書かれたブログが大量に集積され、巨大なバザール(市場)となり、さまざまな意見がトラックバックによってアメーバのように増殖していき、あるいは分裂したり融合したりしていけば、それはひとつの巨大なメディアとなる。
そう、情報ってのは交換することで意味が付加されていくのだから、個々のブロッガーや単一のエントリを取り上げて、一次情報の多寡や事実の裏付けをマスコミと比較してもあまり意味が無いと思う。

こういう記事が毎日や日経に載るようになってきたのは喜ばしいが、せっかくなのだからコメントはともかくトラックバックは受け付けるようにすれば、マスコミ・ブロッガー双方にとって新しい発見があるのではないかと期待する。

ノイズも増えるからブロゴスフィア全体のエントロピーが増大しているというのはその通りであるが、情報価値という概念そのものが変化してきており、自らがネットワークに入り込み、しかも能動的に振る舞うことで、一極集中・一方通行とは異なる情報の意味付けが可能となったことの方が大きく、出入り口が増えたのだから、リアルの経済活動や個人の生活といった外部環境との相互作用によって増えたエントロピーを排出し、新たなネゲントロピーを注入する、という開放系に向かってきたのではないだろうか?

問題はやはり、通貨を介した交換というビジネスモデルが見いだせないところなのだよな。
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by HarryBlog | 2005-04-19 13:22 | Network | ↑Top  
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針生 徹

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