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ITコーディネータ 針生徹 の blog
沈黙のオーディエンス
長男君にずっと PC を占領されていて、全然考えがまとまっておらんのだが、メモ代わりに本日分の更新。

切込隊長BLOG(ブログ) ~俺様キングダム: 「沈黙のオーディエンス」についての議論

何万も PV を集める人の心理など想像もできんが、アクセス数とコメント等の反応ってのは乖離するのが普通だよな。

自分が読み手ならば、余所で何かを感じたからってまずコメントしないもんなぁ。かなりの勇気が要るし、その前に面倒だ。エキブロはログインしていれば名前や URL を入力する手間が無いから、ちょっと例外的に交流が盛んであるが。

「いんちき」心理学研究所ってのは読んでないのでナンだが、コメント欄は無くて、トラックバックとメールだけのようだ。だとすれば、ますます反応するには敷居が高いと思うぞ。

沈黙のオーディエンス by 憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向日記

実感として頷けるのであるが、結局は書き手がどうしたいのか、それに向けたやり方をやっていない、と隊長の言う通りなのだろうと思う。

御意見無用4 つまらない学問は罪である by 反社会学講座

これの最初の部分、昨日のスタイル批判に通じて興味深かった。
 「好き」に理由は要らないが、「嫌い」にゃ理屈をつけたがる。
 印象批評はやめましょう、とは文芸批評の世界では基本とされるスローガンですが、やはり人間、好き嫌いがあることは否めません。作品を気に入れば誉めたくなるし、他人に薦めたくなります。気に入らなければクサします。
そうか、印象批評ってのはよくないのか。

でもさ、批評ってより個人の感想文だからなぁ。
 さて問題は、自分が気に入らなかった作品が、他の大勢からは賞賛されている場合です。このとき人の心によぎるのは、「なぜ?」という困惑です。次に陥るのが、「オレの感性は間違っているのだろうか」という自己不信。悶々と日々を過ごすうち、自分と同意見を持った少数派と出会います。「だよね。アレ、つまんないよね。オレもそう思ってたんだよ」と同意を得たので勇気百倍、「オレの感性はやっぱり正しい。オレがオレを信じられなくてどうする、がんばれ、オレ」と己を叱咤し、ついには「あんなくだらないものを賞賛している連中こそがアホなのだ」という結論に落ち着き、ご飯がおいしく食べられるようになります。
なるほど、それでワシは栗先生の文章を悪口とは読めなかったのだな。

とか言いつつ、実はワシも毎日シャラポワの写真を楽しみにしてたりするんだけどね。
 一般の人ならここで終わりなのですが、評論家や学者といった人たちには、さらにこのコースにあともう一品、用意されております。それが、個人的に嫌いなものへの理屈づけおよび一般化という作業です。
あぁワシは一般の人で良かった。

で、「いんちき」心理学研究所だが、色々と追記されているようだ。

「いんちき」心理学研究所 | 終了:その後

って訳で、お手軽ニュース貼り付けで一丁上がり!
by HarryBlog | 2005-02-08 23:28 | Network | ↑Top  
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針生 徹

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