昨日ギターの写真を載せたら勘違いした人も居るようだが、ワシは全然弾けないのである。習ったことも無いし、もちろん絶対音感なんてある筈もなく、楽譜すら満足に読めない。
姉が買ったギターは中学ぐらいから触ってはいたものの、全く違う系統の友人とばかり遊んでいたからバンド活動って物も知らず、ちゃんと曲を通しで覚えたのは四十歳を越えてからネットで知り合った仲間とセッションをすることになってからである。
そこで初めて、合奏したり、人前でそれを披露するってぇのは、独りで鳴らすのとは全く違う感激を下手っぴぃなりに味わえるということを知った。
ジャンルは何でも好きな物をやればいいし、最初はもちろん先人の真似をして覚えていくのだから、題材を借りてくるのも構わない。だけど、そこでどんな音を出したいのか、これが重要なんだと思う。
自分の気持ちや考えを外へ出すのは簡単ではないが、それを繰り返す過程で気付いていくものだし、自分と同じく表現しようとしている他者を見て共感することも多い。そういう仲間、あるいは観客も含めて一緒に創っていくところに楽しみもあるし、それが生きる力にもなるのだろう。
ブログを書くのもよく似ているな。