ITコーディネータ 針生徹 の blog
インタラクティブ 余談
小学生3人と囲む我が家の食卓は、賑やかなんて通り越してそりゃぁ喧しい。

それぞれが勝手に喋り、かつ喧噪の中で自分の声が通るように張り上げる。その合間に「それ取って」とか「おかわり!」とか「これ美味しい」とか、とにかく常に誰かしらの声が聞こえている。

もちろん喋っている内容は他愛のない物がほとんどだが、それよりも一人の発言がちゃんと最後まで全うすることが少ない。ってより、言いたい事が決まっている訳ではないから、他者の割り込みによって、どんどん変わっていく。

まぁ会話というのはそういう物だろうが、全くルールの存在しない家族の食事時だと、単に音を途切らせない為だけに声を発しているのではないかというぐらい、脈略の無い言葉が飛び交うものだ。これはこれで楽しい。

ところがそれが、何か目的を持った議論の場合だと困ったことになる。いつ頃からか、「相手の話を最後まで聞いてから発言しろ」と教えられていくのだが、このルールは破る為だけに存在するってのは、大のおとなの会議を見れば明白である。

途中で遮らないと、明後日の方向へ突っ走ってしまう人も居るし、踊る会議自体が好きで、結論が出てしまうのを恐れているとしか思えない人も居る。
「じゃ、継続審議って事で来週また集まりましょう」などと楽しそうに言われると腹が立つ前に呆れちゃうぜ。

家族や友人とのバカ話はそれ自体が有意義な時間であるが、仕事やコミュニティの会議は何かを生み出す目的がある筈である。少なくともちょっとは前に進んだという手応えぐらいは無いと次回参加する気が萎える。

そうは思っても、自らがファシリテーターとなるのもまた難しいのだよな。どうしても言われた事の表面的な部分に対して反応してしまう。それは先の宿題で扱った、前提の共有の為でもあるのだけれどね。

参加者それぞれに自分の考えを述べさせた上で、なんとなく合意を取り付けてしまうような人を取り込むのが近道だろうが、そんな人は希有だし。

さらに修行を重ねるしか無いか。
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by HarryBlog | 2004-10-24 11:56 | Network | ↑Top  
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針生 徹

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