Native Dancer : Wayne Shorter
昨日の Elis に続いて、バリバリのジャズメンとブラジル音楽のコラボレーション。
Wayne Shorter と Milton Nascimento、二人の音楽性・人間性が混じり合い、国やジャンルなどは超越した根元的な物を感じさせる。久しぶりに晴れ間が広がる金曜日の朝に似つかわしいかと思ったんだが…
ちょっと選択を間違えたな。なんか、力が抜けて仕事する気が失せてしまったのぅ。
なんとも不思議な浮遊感覚である。これが、Toninho Horta 等にも共通するミナスの魅力なのかも知れない。昨日サックスと一緒に歌うのが好きだと書いたが、Milton の歌も含めて、こりゃ歌えないなぁ。Herbie Hancock のピアノがしっかりと支える空間を気持ち良さそうに泳ぎ回るサックスとヴォイスをただ眺めるだけである。
70 年代前半、Weather Report , Clube Da Esquina (街角クラブ) , Head Hunters 等、それぞれが新しい道を探り始めた時期である。Shorter の妻でブラジル人の Ana Maria (7曲目のタイトルだ) の助言によってこの出会いが実現したそうで、翌年の "Milton" 等、その後も何枚かで共演している。1991 年にはライブ・アンダー・ザ・スカイでも再現された。
あ~、ピンガを呑みたくなってきた。