奥さんの買い物のアッシーとしてモールへ行ったので、この辺りでは唯一の CD 屋 WAVE で物色して待つ。ところが…
驚いたね。ほとんど閉店セールっつぅか、お前は既に死んでいる状態。とにかくモノが無い。ジャンルとかアーティストが限られてるだけじゃなくて置いてる数そのものが極端に少ないのだ。棚の容量の十分の一ぐらいしか無いんじゃないか?
邦楽はアイウエオ順、洋楽は ABC 順であるが、ほとんど名札だけが並ぶ。現物は頭文字当たり一組あるか無いか、そして1アーティスト当たりも2~3枚程度。全て面置きでスペースを埋めている。これで何を選べっちゅうんじゃ?
代わりなのか、よく高速道路のサービスエリアとかで売ってるような懐メロのコンピレーションみたいな方が、邦楽洋楽問わず目立つ。青春のフォークソングシリーズとか、永遠の 80's 5枚組とか。あと、唯一品揃えが充実してたのは落語コーナーだったり。
店内の客はパラパラだったけど、なにしろショッピングモールの中なんだから、買い物途中に寄ったり、隣の紀伊国屋への通路的にちょっと見て回る人はそれなりに居ると思う。だけど、あれじゃぁただ素通りするしか無さそう。
いや、昨年の売上ベストテンが嵐と AKB で独占とかいうニュースを聞いたから、そういうのが目的の人だけを相手にして生き残ろうという縮小均衡戦略なのかもしれない。そうすっと、ワシみたいな好みが面倒な奴はお断りですか、そうですか。
昨日いろいろ書いたようにまだ過渡期ではあるけど、音楽の買い方が変わりつつあるのは確かなようだ。当面 CD はアマゾン、マニアックなのは専門店かライブ会場での手売りってことになるのかなぁ。