ITコーディネータ 針生徹 の blog
勝てば官軍
感動的な勝利だった。 3本のゴールも芸術的な美しさであった。

ベンチも含めて一丸となったチーム、試合ごとに調子を上げていった組織的な守備があってこそのものであるが、勝つ為には点を取らねばならず、最後はやっぱり個人の力ということになるんだよねぇ。

開幕直前の4連敗も含めてずっと言われ続けてきた決定力不足ってのは、つまりその個人の力を封印されていただけなんじゃないかと思えるほど、本大会に入ってからは別チームのように輝いている。特に際立っているのが本田△、スーパースターへの道を一直線って感じだ。

でも、彼を1トップに据えた苦し紛れの布陣で結果が出たからって、あれほど辞めろコールを浴びせていた岡田監督を絶賛するのはあまりにも掌返し過ぎじゃね?

と言うか、今やってるのが岡ちゃんの本来やろうとしてたサッカーじゃないでしょ。オランダ戦で俊輔を出したところで見せてくれた、あーまたかよという感じの、後ろを向いてスピードを落としたパスゲーム。あれこそがこの2年間見慣れた岡田ジャパンだった。

「中心となる選手が不調」というのもあっただろうけど、そもそも彼が描くサッカーが世界に通用するものだったのか? 「人もボールも動く」のは結構なんだが「ただし方向は問わず」ってのがねぇ。前半元気なうちはそこそこやれても 90 分間ずっと走り続けられる訳がない。まして交代で出した奴が簡単に取られちゃうようじゃモチベーションも一気に下がる。

さすがに懲りたか、第3戦は前へ仕掛ける選手しか使わなかったな。ってより、選手自身が実戦の中で世界との戦い方を体得して乗ってきたこの流れを断ち切ったら上へ進めないことぐらいは気付いたのだろう。ブブゼラの音に邪魔されて指示がうまく伝わらなかったことも幸いしたのかもしれない。

なぁんて、アウェイ大会初のラウンド 16 に進出させた監督をくさしちゃいかんよな。そう言えば、ワシゃ開幕前にこんな↓ことを書いたっけ。
だから、監督の役目で重要なのは試合中ではなく、ピッチ上で選手が最高のパフォーマンスを発揮できるようにチームを作ることなんだと思う。

日本代表ともなれば、技術や体力は前提条件だし、戦術と言うか戦い方もそれぞれ一家言持っているプロ中のプロばかりである。そのベクトルを一つの方向へ揃え、一瞬一瞬の局面で何を為すべきかの判断を共有できるようにしなきゃならない。
ちゃんとできてるじゃん。
いずれにしても、このまま行くしか無いのだ。それに、問題なのは意識だけだと思うので、まだ十分間に合う。世界を驚かせる前に日本のファンを驚かせるような変身を期待しておるぞ。
確かに驚かされました。はい、あんたが大将です。こうなったら全て任すから、さらなる感動を期待してますよ。 いーから森本を出せよ。憲剛もな。
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by Harryblog | 2010-06-27 10:44 | Soccer | ↑Top  
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針生 徹

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